2021/12/26

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(子宮がん)

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(子宮がん)
徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(子宮がん)

子宮頸がんは、早期発見で治る病気です

徳島大学病院 周産母子センター 特任助教 峯田あゆか

 

 子宮頸がんは、20~30代の女性で増えており、日本では毎年およそ2800人が亡くなっています。20歳以上の女性では、最低2年に1回の子宮がん検診を推奨していますが、特に若い方の検診受診率はまだまだ低いのが現状です。令和元年の国民生活基礎調査で、徳島県の子宮がん検診受診率は34.2%と低く、全国35位でした。

 子宮頸がんは、初期症状がほとんどなく、「5年以上検診を受けていない」、「出産後、一度も検診を受けていない」という患者さんが多くいます。しかし、子宮頸がんは、定期的な検診による早期発見で治せる病気です。子宮がん検診をしばらく受けていない、これまで一度も受けていないという方は、これを機にぜひ検診を受けるようにしましょう。