2025/01/12

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(大腸がん)

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(大腸がん)
徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(大腸がん)
徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(大腸がん)

がん予防のススメ(大腸がん)

 

自覚症状がないうちに大腸がん検診を受けましょう

 

徳島大学病院 消化器・移植外科 助教 柏原秀也

 

大腸がんの罹患率は40歳代から年齢が上がるにつれ高くなります。大腸がんはがんによる死因のうち男性で3位、女性で1位と上位を占めています。大腸がんの発生は、生活習慣と関わりがあるとされており、喫煙、飲酒、肥満により大腸がんが発生する危険性が高まります。女性では、加工肉や赤肉の摂取により大腸がんが発生する危険性が高くなるとされています。

大腸がんは、検診で早期に発見して治療することにより、亡くなることを防ぐことができます。早期の大腸がんは自覚症状がないことが少なくありませんので検診は自覚症状がないうちに受けることが大事です。一方、血便、腹痛、便の性状や排便の回数が変化したなどの症状がある場合には、医療機関を受診してください。

手術が必要と診断された方でも、当科ではロボット手術や経肛門手術など最新の外科治療を行っていますので、是非ご相談ください。