保険診療で行えるの検査は、「NCCオンコパネル」と「ファウンデーションワン」の2つの検査システムが適用されています。

遺伝子パネル検査

検査の種類 検査対象となる遺伝子の数 特徴
OncoGuide™
NCCオンコパネルシステム
114 正常細胞を比較対象として用いるため、変異があった場合先天的なのか後天的なのかの判別がつく
FoundationOne®
(ファンデーションワン)
CDxがんゲノムプロファイル
324 がん組織のみを調べるため、変異があった場合先天的か後天的かの判別がつかない。コンパニオン検査の機能も兼ね備えている。
FoundationOne® Liquid
(ファンデーションワン リキッド)
CDxがんゲノムプロファイル
324 血液検体を調べるため、組織がない方も対象となり得る。コンパニオン検査の機能も兼ね備えている。

検査の流れ

検査の流れ

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検査費用はともに56万円ですが、保険適用で自己負担は1~3割(3割負担の場合は16万8000円)です。医療費の自己負担に上限を設ける「高額療養費制度」を活用されれば、さらに負担を軽減することも可能です。

当院の保険診療の流れ

当院の保険診療の流れ

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有効な治療があれば検査結果を活用し、個々の患者に対する治療方針決定の補助を行います。

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