2019/02/03

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。( 乳がん)

 徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。( 乳がん)
 徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。( 乳がん)

乳がん検診 ~対策型検診と任意型検診~

徳島大学病院 食道乳腺甲状腺外科 助教 森本雅美

乳がん検診には対策型と任意型があります。対策型の乳がん検診は各市区町村の乳がん死亡率減少を目的とする公的医療サービスで、40歳以上の女性を対象に市区町村単位で行われます。任意型の乳がん検診は人間ドックなど個人の判断で受診するものです。早期発見すること、早く治療を行い乳がんによる死亡を避けることが目的です。現在、乳がんによる死亡率を減少させる効果が証明されている検査はマンモグラフィのみです。マンモグラフィで検出できない乳がんもあり、任意型検診では希望者に超音波、MRI、PETなどの検査を行う施設もあります。任意型検診の費用は個人負担です。乳がんは早期発見が可能であるがんの一つです。希望に合わせて検診を受診しましょう。