2014/09/16

第52回 日本癌治療学会学術集会で優秀演題賞を頂きました。

第52回 日本癌治療学会学術集会で優秀演題賞を頂きました。

近藤理学療法士が 日本癌治療学会学術集会で優秀演題賞を頂きました。

 

学会報告について

リハビリテーション部 近藤理学療法士

8月28日~8月30日に横浜市(パシフィコ横浜)にて開催された第52回日本癌治療学会学術集会に参加させていただきました。本邦最大の癌臨床系専門学会の学術集会ということで、2400を超える演題が集まり、様々な分野における最新の知見の発表や意見交換がなされていました。特に近年は参加者数の4人に1人が医師以外のメディカルスタッフになっており、教育セミナーは「チーム医療の現状と今後の展望」 と題して初めてチーム医療を取り上げられたほか、シンポジウム「個別化時代のチーム医療」では“薬物療法”、“看護”、“心のケア”、“リハビリ”、“情報伝達”、“栄養管理”の6つの立場から他職種にむけた内容が充実していたのが特徴でした。

今回は「がん患者リハビリテーションにおける在宅復帰要素の検討」という内容で口述発表し、他施設の先生方からも意見や質問等を頂き良い機会となりました。光栄にも優秀演題賞まで頂くことになりましたが、これは日々の臨床の積み重ねが評価されたものであり、リハビリテーション部のスタッフ、各科の先生方、病棟スタッフの皆様、そして何よりリハビリテーションを一緒に行ってもらった患者さんにこの場を借りてお礼を申し上げます。これを励みに、より一層日々の臨床および研究について質を上げていきたいと思います。福森がん診療連携センター長や三木師長をはじめ、他の病院の方々とも懇親会などを通じていろいろなお話ができ、来年はより大勢で参加できればと思う学会でした。