2012/05/21

平成24年度相談支援センター相談員基礎研修(2)に参加して

平成24年度相談支援センター相談員基礎研修(2)に参加して

平成24年度相談支援センター相談員基礎研修(2)に参加して

徳島大学病院 がん診療連携センター

若松臨床心理士

2012年5月15(火)~17日(木)に東京の日本消防会館で開催された国立がん研究センターがん対策情報センター主催の平成24年度相談支援センター相談員基礎研修(2)に参加してきました。

1日目は、がん検診、乳がん、大腸がんについて、2日目は、肺がん、支持療法、がん予防、診療ガイドライン・エビデンス、臨床試験、アスベスト関連疾患とその補償について、3日目は、胃がん、血液がん、肝がんについて、各種分野の専門の先生よりお話を伺いました。各種がんについての疫学、および診断や治療について幅広く学ぶことができ、日頃、相談をお受けしている患者さんの病気を理解するうえで非常に役立つ内容でした。

また、講師の先生より、がん相談員に期待する役割についてのお話がありました。具体的には、相談員は、適切な情報を提供し、患者さんの心理的サポートを行うこと、さらに、患者さん・ご家族と医療者間の架け橋になり、患者さん自身が納得のいく治療を自己決定できるように支えていくという役割を望んでいるとのことでした。

今後は、3日間の研修で学んだことを生かして、患者さん・ご家族により良い相談支援を提供できるように日々の相談業務に取り組んでいきたいと考えています。